(2018/06/29更新) 先日、流行りのVRコンテンツを閲覧するためにVRゴーグル SmartTapを購入しました。VRゴーグルの詳しいことを確認せずに買ってしまったので大変な苦労をしました。
皆様にはそのようなご苦労がないように私の体験をシェアしたいと思います。あきらめないでください!
VRゴーグル
通常ディスプレイを見ていても立体映像を見ることはできません。しかし、ディスプレイ上に若干歪んで映像を表示させ、特殊な配置のレンズを通してみることで左右の目に視差の異なる像を映し出すことにより、立体像を得ることができます。 厳密には目の錯覚に値するものですが、非常に簡易な仕組みで実現できるのでVRゴーグルが広まっているようです。
VRゴーグル 価格
VRコンテンツを観賞するために必ず必要なVRゴーグルですが値段はピンキリです。10万円を超えるものがある一方で、段ボール製のハコスタと呼ばれるものは1,000円程度と極めて安いです。 VRゴーグルは仕組みが極めてシンプルなので、100均の材料で簡単に作れてしまうレベルです。3,000円も出せば安物買いの銭失いにはならないと考えました。 SmartTap というVRゴーグルにしました。
VRゴーグル さっそく買って届いたので使ってみた
何という未来感・・・!
でも、これをかけている自分を想像すると間抜けすぎる・・・
小さい子がかけると、かわいいな・・・
※13歳未満が使用すると斜視になる可能性があるので見せないようにしましょう。 まずはアプリを入れましょう。 「VR」で検索すると色々出てきますので、2番最初にヒットした「VR Roller Coaster」というアプリを入れてみましょう。Wimaxの回線なのでしかも混んでいるのか、ダウンロードに異常に時間がかかります。 「よし! アプリインストール完了!! 早速VRの体感だ!」 まずはスマホをセットします。
で、眼鏡をはずし頭に装着!! ・・・ 「あれ・・・見えないぞ? こんなに目の前にスマホがあるのになぜ見えない? 裸眼じゃ無理なのか?」 眼鏡をかけて覗いてみると大変よく見えます。 「あー♪ 眼鏡いるのね! よし眼鏡かけていくぞ!」
「あれ・・・入らん。」
どんだけねじ込んでも入んないんだが・・・
・・・ 「詰んだ!!!!!!!!!」 「ふぅ・・・、どうやらまた一つごみを買ってしまったようだ」 「参ったな・・・」
VRゴーグルを購入するときの注意点
- ・目がいい人は特に迷う必要はない
- ・目が悪い人は眼鏡をかけたまま使用できるVRゴーグルを買うこと
こうしてVRゴーグル SmartTap は子供のおもちゃとなりました。 隊員たちの秘密基地です!
「緊急事態発生!至急出動してください!」
緊急事態のときは、ここが開いて出動します!
ゴミとなったVRゴーグルの処分方法
さて、この事態が嫁にばれたら大変なことになります。VRゴーグル SmartTap を隠密に処分しなくてはいけません。 どうやらドライヤーと同じように見えるので不燃ごみ(小型家電)として処分してよさそうです。ちょうど動かなくなったドライヤーを一緒に出せるので紛れ込ませましょう。
ちょっと早めですが玄関に出しておきます。
嫁「ドライヤーとか不燃ごみもう出すの? まだ袋がいっぱいじゃないかもったいないよ。」 ん? 何この黒いの? なんでこんなん捨てるの? オレ「(やばい!・・・ばれた・・・)」 嫁「これは、その他プラスチックごみでしょ、小型家電にまぜたらダメよ!」 オレ「あ・・・うん(そっちかい)」 嫁「しかも、何で買ったばっかりの新品捨てるの?? なんで使わないもの買うの? いくらするの?」 オレ「 (ばれてる・・・) や、安いよ・・・3,000円?」 嫁「えええ!? 3,000円が安いって!? 何を言ってるの? 3,000円もするものすぐ捨てたらいけんよ! ちゃんと使えるようにして使ってよ、捨てるなんて許されないよ? あとこれ以上余計なお金使ったら絶対ダメよ!!」 残念ながら怒られました。皆さんはとりあえず色々気を付けましょう。
- ・捨てる場合は自治体の区分に従って処分してください
- ・ゴミにならないようによく確認して買いましょう
VRゴーグル 使えるようにする改造
VRゴーグル SmartTap を使えるようにしなと私は終わってしまいます。 既にVRゴーグル SmartTap で2,000円出費しているので、これ以上改造費用はでません、0円に抑えないといけません。 仕事以外でこんなに考えるのは久しぶりです、仕事でもこんなに考えません。100均にすらいけないというのはなかなかつらいものがあります、良いアイデアはなかなか思い浮かびません。 数分後・・・ 改造の結果、大変素晴らしい方法を考えつきました。 用意する物は以下の通りです
・愛用の眼鏡
・VRゴーグル
手順は簡単です。 1.愛用の眼鏡のレンズを取り出します。 2.取り出したレンズをセロハンテープでVRゴーグル SmartTap に貼り付けます。 以上
レンズは割とすぐにとれます。
セロハンテープはレンズのはみ出した部分にはれば邪魔になりませんし、しっかり固定もできます。
よし、これで裸眼でも楽しめるVRゴーグルの完成です。無駄な投資一切なしで、3,000円のVRゴーグル SmartTap が4,000円ぐらいの価値になりました。 これで怒られずに済みそうですね♪ 残ったフレームは伊達眼鏡として利用できるのでまったく無駄がありません。
VRゴーグル コンテンツ
VRアプリは様々登場しています。iOS向けは数が少なめですが、Android版は結構多いです。 先ほどダウンロードしたジェットコースターアプリ「VR Roller Coaster」は臨場感が今一つなのですぐ消しました。 ジュラシックパークの「Jurassic Virtual Reality(VR)」 というアプリは結構おススメです。恐竜の迫力がすごいです、触りたくなります。巨大恐竜に近づくとちょっとコワイぐらいの臨場感があります。ただ、しばらくやっていると飽きてきます。 あと怪しい中国語アプリがやたら多いです。入れたことはありませんが情報を抜き取られないように注意してください。 本気で楽しみたい人は、やはり有料コンテンツがオススメです。有料のコンテンツは作りがしっかりしています。 ときどき距離感がおかしい部分があるものの、実際に目の前にあるかのような臨場感です。360度アングルなのでその世界に入り込んだかのような感じです。この臨場感でホラーなんて見た日には・・・やばいですね怖すぎです、私には無理ですね。 VRに慣れてしまうと通常のコンテンツがのっぺりとした味気ないものにしか見えなくなるので困ります。
VRゴーグル VR動画の画質
3,000円のVRゴーグル SmartTap では最高画質でも画像のざらつきは目立ちました。低画質と高画質を見比べてみたけど大体同じように見えるので、回線が細い人には低画質での鑑賞をおススメします。
あとVRコンテンツは結構高いです。通常のコンテンツよりの2倍以上するかと思います。レビューを参考にしっかり吟味して購入すると良いでしょう。 数万円クラスのVRゴーグルを購入すると世界観が変わるかもしれませんが、まだまだVRコンテンツが充実していないので、高級VRゴーグルもう少し先になりそうです。