中古車下取り ホントに買取店がお得なのか?

現在CX-8の納車が遅れています。
CX-8の納車が遅れます 納車日未定

納車が遅れることで中古車の下取りに絶賛影響が出ている方も多いかと思います。世の中では「ディーラー下取りよりも、買取店下取りが圧倒的にお得!」と言われていますが、本当でしょうか?

買取店下取りのメリット

買取店のメリットはやはり買取価格がディーラー下取りよりも高くなることでしょう。競合店もかなりいるので、競争させることにより、より高値を引き出すことができます。

あと、ディーラーは中古車を捌くのが仕事ではありません。大量に仕入れてさくっとオークションで捌いてしまうので、高価買取をしてもやっていけるのだと思われます。独自のルートがあるので強いのですね。特に外車などの場合、独特のルートのないディーラー査定だと損をする可能性はありそうです。

買取店下取りのメリットは、大体この2点ではないでしょうか。

買取店下取りのデメリット

手続きがめんどくさい

新車手続きをディーラーにやってもらって、中古車の買い取り手続きで名義変更など買取店にやってもらって、と窓口が2つに分散するので大変めんどくさいです。

窓口が1か所ですべてやってくれる方が圧倒的に楽でした。それに新車を買っているので、分からないことがあれば何でも聞きやすいし、自分でやるのがめんどくさい手続きがあれば営業さんが頑張ってくれて、代行もしてくれるので大変楽です。

何より、ネットで一括見積を依頼して、なりやまない電話で苦しむこともなく、買取店間で競争させて最高の下取りの額を引き出して・・・という作業をしなくていいです。精神的にかなり楽です。

未経過の自動車税が返ってくるかも

多くの買取店の場合未経過の自動車税は返ってきません。未経過の自動車税込みの下取り価格が買取店の下取り額です。

私も以前中古車を有名買取店に出しましたが、自動車税が返ってくることはありませんでした。しかも名義変更が遅く、自動車税の納付書が翌年届くというお粗末なものでした。

一方、ディーラーの下取りの場合、未経過の自動車税を返してくれる可能性は高いです。絶対ではないので確認しないといけませんが、私が契約した広島マツダは未経過の自動車税を返してくれます。

今回下取りに出す200系クラウンハイブリッドは3500ccなので、年間の自動車税は58000円です。新しいCX-8が9月納車予定だと思うので、 9月~翌3月までの自動車税、約38600円が返ってきます。

排気量が大きい自動車ほど、売却月が年度内で早ければ早いほど、買取店を利用すると損をすることになります。私のケースだと4万円近くの金額なので、下手すると買取店下取りとディーラー下取りの差が埋まってしまうかもしれません。

納車日調整がめんどくさい

まずは納品日の調整がめんどくさいです。

新車が納車される日程が決まるまで今の車に乗り続けないといけないので、納車日ギリギリまでは下取りに出すわけにはいきません。あまり先の下取り日だと受けてもらえなかったり、妙に安く見積もられる不安があります。

そういう点で、ディーラー下取りは納車日に引き取り日になるので、納車日を考える必要は一切ありません。

また車検ギリギリで検討している人は、下手をすると車検切れになってしまうかもしれません。今回の我が家のCX-8の納車が遅れるような場合、ディーラー側の都合になるわけなので、代車を出してくれる可能性もあります(代車の状況にもよるかと思いますが)。

早い段階で見積もりが取れる

これも地味に大きな話ですが、買取店下取りの場合、納車日調整のため見積もりを取るのは納車日の直前になります。

新車契約してからも、乗り続けなくてはいけない訳ですが、月が変わるたび中古車市場の価格は下がり、走行距離が伸び毎に中古車の下取り価格も減っていきます。

一方で、ディーラー下取りの場合、下取り価格の見積もりが新車の契約日でとれます。この時点で価格が確定するので、その後走行距離が増えても、月が変わっても安心です。

それに今回の我が家のCX-8の納車が遅れるようなことがあっても、下取り価格は変わらず新車が納車されるまで心行くまで乗り続けることができます。