7歳までテレビなし生活が、子供に与えた悪影響とは?

我が家にはテレビがありません。

長男7歳が産まれるころに、テレビの地デジ対応がどうこうという時がありましたが、完全にその波に乗り遅れました。

結果として、我が家にはテレビはありません。

テレビがないと子供にどんな悪影響があるのか?

テレビがないと子供にどんな良い影響があるのか!?

7年間のテレビなしの子育てで分かった、テレビがないことで、子供へ起こった様々な影響を記します。

テレビがないと子供は何をして遊ぶのか?

まず、テレビがあると子供がどんな生活をするのか分かりませんが、聞いた話では、結構な時間テレビ漬けとなり、ごはん中もついついテレビを見てしまうそうです。

パパが帰ってくる前に、散々見ているのに、パパが帰って来たら、何かしらのニュース番組を付けてしまうので、つられてテレビを見てしまうと聞きます。テレビの内容は別にどうでもよくて、テレビがついていればとりあえず、ぼーっと見てしまうと聞きます。

テレビがあることで悪影響がかなりありそうですね。

テレビはどうしても受け身になってしまいます。テレビから一方的にアクションを受けるだけで、それに対するリアクションをとることができません。

テレビに比べるとゲームの方がはるかに良い影響があると思います。こちらのアクションに対して、ゲームからリアクションがあり、さらにリアクションを返します。

さて、テレビがなければ子供は何をしているのか?テレビがないは、ないなりに子供は工夫をして遊んでいます。

読書の時間

我が家は、ベネッセの通信教育(日本語と英語の両方)をやっていますが、それで届く本をよく読んでいます。内容はほぼ丸暗記していて、本がなくてもスラスラ内容を入れるぐらいです。

ママが読み聞かせているときに、1語一句間違えると指摘しています、こわいですね。

特に何も教えていませんが、ひらがな、カタカナ、一部漢字もいつの間にか覚えています。アルファベットもすべてかけるようで、mapなど一部の簡単な英単語も書けるようです。

今では、小学生が読む活字の本をひたすら読んでいます。ご飯食べながらでも読んでいるので、怒ってしまいます、よく考えてみると「本を読むとか、めっちゃ褒められることしてるのに」怒られるとかかわいそうではあります。

ベネッセの教材以外にも、与えた百科事典や世の中の仕組みの本も結構読んでいるようで、雨が降る仕組みや、地球の中心部にマントルがあって熱いこともなぜか知っています。

4歳の下の子は字が読めませんが、親が読んだり、お兄ちゃんが読んでくれたものを、そのまま丸暗記しています。まさに「門前の小僧、習わぬ経を読む」ですね。

小学校に入学してからは、学校で借りれる本をひたすら借りてきて読んでいます。

とりあえず、テレビがない分、結構な時間が読書に回っている感じです。

工作・絵描きの時間

読書のほかにも、やたらと工作や絵描きます。

本で読んだ内容を元に、実際に車、船、ヘリコプター、何でも紙とセロハンテープで作ろうとします。うちのセロハンテープの消費量はかなりのもので、業務用のセロハンテープをまとめて購入しています。

工作で作ったものを友達に見せて、みんな興味を持ってくれたようです。さらに、その行動が友達に影響を与えて、真似をして工作をする子もいたようです。良い循環ですね。

あと、できたものは必ず自慢げに見せに来てくれます。ここでは、どこを工夫したのか、説明してくれるので、必ず話しをよく聞いて、すごいと必ず褒めてあげます。

時間がないからと、適当にあしらっていれば、そのうち報告に来なくなると思います。親との信頼の絆をはぐくむ時間が取れているような気がします。

テレビがないことが子供に与えた悪影響

大々的に書いておきながらですが、悪影響はまったくありませんでした。あくまでうちの子の場合ですが。

当初は・・・

テレビがないことで仲間外れにされるのでは!?

とか考えましたが、全くありませんでした。

確かに、学校で話題にはでます。戦隊ものの話題はよく出るようですが、逆に友達の話を聞くことで、どんなストーリーか学んだそうです。結果的に、見たこともない戦隊ものごっこができるレベルになっています。

あと、芸人さんのネタも時々学校で流行るようですが、それも何気にまねできるようになっています。テレビがなくても友達経由で必要な情報はすべて学んでいるようです。

逆に、自分で振り付けや歌を考えて、学校で流行らせたりもしているようです。

なんかよその子が、うちの子と同じ歌を歌って踊っているのを見て、「あー、最近はこんなのが流行っているのねー」と思ったら、うちの子が考えた歌と振り付けだったそうです。

私は児童関連の学問の専門ではないので分かりませんが、テレビがないことで一定の良い影響があるのではと推察します。あくまでのうちのケースなので、すべての場合に同じ結果になるとは限りません。

とりあえず、今後もテレビを買う予定はありません。あまりにも、学校で会話が合わなくなってきたということになれば買おうかなと思います。

ただ、7年間もテレビなしで過ごせたのは、結構な宝になっています。家族との時間がテレビに奪われずに済みました。

その後の情報は以下からどうぞ。