8歳までテレビなし生活の状況

8年間テレビが家にありませんが、今のところテレビが欲しいということは言ってきませんが、少し懸念することがあります。

テレビなし生活の継続報告、第2弾です。
7歳までテレビなし生活が、子供に与えた悪影響とは・・・

※月1回ほど祖父母の家で録画してあるアニメ「ドライブヘッド」「シンカオン」を見ているので、完全テレビなし生活ではありませんので、参考にされる方はご注意ください。その影響でプレゼントは「ドライブヘッド」「シンカリオン」などのおもちゃが欲しいと言っているので、テレビの影響は多少受けています。

テレビがないと何をして過ごすのか?

テレビがないと、普段は工作をしたり、本を読んだり、絵を描いたり、ドライブヘッド、シンカリオンのおもちゃで街の平和を守ったりと、何かと忙しそうです。

学校でテレビの話にならないのか?

テレビの話にならないことはないようですが、一緒に遊んでいる子供たちも、どちらかというと、テレビやゲームよりも、外で虫を取ったり、運動したりすることを好んでいるようです。

結果的に周りがやっていないので「テレビ欲しい」「ゲーム欲しい」にはならないようです。これは正直たまたまだと思います。

本人の性格的には、テレビやゲームにはまって時間を守れないタイプです。ベネッセの通信教育のタブレット端末であるチャレンジタッチのゲームを完全攻略したり、コンプリートすることに楽しみを感じているようです。

テレビなし生活で感じるデメリット

ちなみに、私は「テレビ=悪」というスタンスでもありません。

当然テレビなので一方方向にはなりますが、バラエティ番組など語彙力アップやコミュニケーション力アップが期待できます。本では学べない言い回しや生きた日本語が学べます。

ゲームも自分の操作がダイレクトに結果として返ってくるので脳には大変良いと思います。大量の文字や画像を処理するので情報処理の能力も向上すると思われます。複雑なゲームになると、敵の属性を前提にダメージの倍率計算をしたり、さらには特殊効果のあるカードを複合的に組み合わせることで、複雑で緻密な事前の計算が必要となります。

ネットワーク対応ゲームであればゲーム内のコミュニケーションがあるのでコミュニケーション能力の向上も期待できます。

やりすぎは良くありませんがメリットも多くあります。そのため、他の子供よりもこの辺の能力の発達が少し遅れるのでは、とは懸念しております。

テレビなし生活で感じるメリット

一方で、子供らしい工作や絵を描くなど無駄に思えるクリエイティブな活動に時間をさけるというメリットは大きいかと思います。

語彙力、コミュニケーション力、情報処理能力は後から何とでもなりますが、絵を描いたり工作をしたりで身に付く能力は、後々では得難いかもしれません。

いつの間にか立体的な家の絵を描くようになったり、遠近法を自然に見つけたり、三角形の辺の長さのルール(三平方の定理的なこと)を何となく理解していたりと、子供の可能性は無限大です。

多くの人は年齢が上がるにつれて、この無駄とも思える時間が大幅に減ると思うので、小さい時期に素養を涵養することの方が重要だと考えます。先天的な能力はどうしようもありませんが、後天的な部分を変えられるのは今しかない気がします。

個人的には、早期教育などと称して、大人のビジネスの真似事をさせるのではなく、ただひたすら、子供らしく無駄とも思える遊びをガンガンして、失敗して色々学んでほしいと思います。

で、テレビはいつ買うのか?

テレビがないために、学校でさみしい思いをすることがあればいつでも買う予定ですが、今のところ問題ないようです。テレビもゲームもいずれは導入する予定ですが、今ではありません。

それに、私にはテレビの見すぎやゲームのやりすぎに陥った時に、適切な指導ができる自信がなく一方的に怒るだけになりそうです。それなら、そもそもの根源を断つのが適切だと考えています。

「遅く寝ると、翌日がしんどい、怒られるなど社会から罰を受ける」ということがきちんと身をもって理解でき、その責任が取れるようになってから、テレビやゲームを導入したいと思います。