トヨタ新型 SUV C-HRを買って後悔した人が多いの?

街中でC-HRを見かける機会が増えてきました。試乗無しで予約で買われたということでしょうか。最高にかっこいいですね!

300万円を超える、それなりの乗り出し価格だと思うので、思い切りの良さを感じます。

ただ、検索キーワードでも「c-hr 後悔」「c-hr 失敗」というワードでの検索ワードでこのブログに到達される方がいらっしゃいますが、既に買われた人か、これから買われる人か気になりますね。

前回C-HRに試乗してビューしましたが、他のレビューの方は「十分な加速!」との表現が多かったので、「あれ?」と思った次第です。そして何となく、私の考慮が足りなかった部分があるので、それを踏まえて再検討してみようと思います。

試乗時の記事は以下からどうぞ。

C-HRの車両重量

C-HR自体の重さが 1470 Kg です。この前の試乗時、なんと4人の大人がのっていました。

通常は2人での試乗かと思いので、2人多いのです。1人70Kg計算で、通常の試乗よりも140Kg重いということです。

若干、他のレビューされた方よりは不利な条件を強いられたC-HRだったわけです。これでは公平ではありませんね。

C-HRにとって140Kgをどう考えるか

通常の1.5L車で標準的な車両重量は1,100Kg(カローラ、アクア、ベリーサなど)と考えるとやはり重いと感じます。

エンジンの特性などを考慮しない、車の素人の計算式なので申し訳ありませんが、1Kgあたりの排気量の配分は1.363cc/kg。

「犬を見て、あれは猫だ!」というぐらい誤解を恐れずに言うと、

1.363cc/kg × 1,100 + 140Kg = 1,690cc

ということで、1,700ccの排気量割り当てないとだめになります。このクラスの車にとって、140kgはかなり大きな荷物となりそうですね。

すごい適当な計算ですが、大体の車種の最低グレードの排気量と一致する傾向があるので、あながち大外れではない計算かと思います。

今回のC-HR 1.2Lターボエンジンは、2L相当と聞いています。

今回のスーパー大雑把計算式で計算すると、1.363cc/kg*1470kg=2003cc、どんぴちゃりですね。

今回、一般的な試乗とはことなり140Kgの重量が余分なので、

1.363cc/kg*1470+140kg=2194cc、つまり2200cc相当にならないと、他のレビューの方と同じ意見には到達しません。

加速が遅いというのは若干仕方がないのかもしれません。

改めてC-HRの加速はどうか

大雑把何計算式からすると、1.2Lターボエンジンというのは他車でいう最低グレード相当の排気量です。最低グレード相当なので、ストレスなくというわけには全然行かないかと思います。

後部座席の広さからすると、確実に後ろに人を乗せる設計のようなので、家族4人、5人で乗ると考えます。

だとすると、私の感じた加速の遅さは必ず直面するものであり、C-HRは「キビキとスポーティに走る」のではなく、「のんびり快適」に颯爽と街走る車だと思います。

ハイブリットモデルバッテリーの加速への介入の状況を見ても、燃費重視のチューニング感はすごく良く分かります。プリウスに激しく寄っている走りかと思います。

スポーティな走りを楽しみたいという若い独身の方にとっては、もしかすると選択肢から外れる1台かもしれません。

しかし、デザイン、足回り、取り回しの良さは極めて素晴らしいので、その部分で妥協できる方は良い車ではないかと思います。デザインが最高にかっこいいので、アバンギャルドな街乗りには持ってこいですね!

まぁ、結論として普通の話ですが、どこに重点を置くかだと思います。燃費が良く、外見スポーティに、でも家族も載せたいという人には最適かもしれません。