CX-8のブラインドスポットモニター最高と思った瞬間

CX-8にはブラインドスポットモニターという、超絶ハイテク装備が搭載されています。右車線から左車線の後ろに車などがいた場合、ミラーにアイコンが点灯します。

CX-8の場合、フロントガラスにその状態が投影されているので、ミラーさえ見なくても分かります。アイコンが点灯しているときに車線変更しようとすると警告音が鳴り注意を促します。

どうしても人間の目では確認できない死角があります。そこをしっかりカバーしてくれる優れものです。こんな装備があると、ますます、人間がダメになると思っていましたが、この度ブラインドスポットモニターのおかげで事故に至らずに済んだことがあります。

 

ブラインドスポットモニター最高と感じた体験

街中を走っていると時々、線路の高架下の暗いトンネル的なところを通ることがあります。たまに長いところがあります。

高架の下は昼ですが、街灯はなく割と真っ暗です。隣に車がいても視認しにくいものです。

先日ちょうどそこの高架下を通っていました。片側二車線の右車線を走行、その先の交差点を左折したかったので、左車線に車線変更しようとブラインドスポットモニターを確認すると、アイコンが点灯しています。

しかし、ミラーを確認しても、車は近くにおらず、割と後ろの方を走っています。常に室内ミラーで後続の状態は監視しているので、その車以外にはいないはずです。

いつもならこんなときには反応しない距離なのです。暗い状態が関係あるのかな、とぐらいしか考えていませんでした。

あまり気にせず、ウインカーを出しました。ブラインドスポットモニターが反応しているので、ピピッと音は鳴りました。チラッと横を見ても何もなし。

「これは行ける!」

車線変更時、ウインカーを出して3秒待て、と教わったので、十中八九はそうしているが、その3秒の間にどこからともなく原付が加速して過ぎ去っていったのです。

「!?」

「どこから原付が?」

なんと、忍者原付が潜んでいたのです。

後続のチェックを怠ることはなく、今まで気配なく背後や死角を取られることは一度もなかったのに、今回は忍者原付に左後ろの死角を取られていたのです。しかも、かなり長い時間である。

CX-8の静寂性と車内の音楽、会話で完全に原付の音はかき消されていたので、音で気づくこともできず。

原付が加速し逃げてくれなければ、体当たりで事故につながりかけたわけです。後から考えるとぞっとします・・・。

というわけで、ブラインドスポットモニターは正しく動いていたわけです。まあ、首を回して左リアの目視の確認を怠っていたのは反省すべきであるが、ブラインドスポットモニターは信用しましょう、というお話でした。