TestFlight関係でつまずいたのでメモ

少し前にTestFlightがAppleに吸収されて(公式に?)使えるようになりました。 AppStore配布用のipaでそのまま検証できるので、「配信後に大失敗に気づいてしまった!」というミスは防げるようになりました。 ただ、ネットに落ちているTestFlight関係の情報が古いのでサイトにより情報がまちまちなので最新情報をまとめてみます。
外部テストは別にややこしくないので省略して、内部テストについてだけまとめます。

TestFlightの内部テスト

TestFlightの内部テストを利用すると、アプリの審査なしでAppStore配布用のアipaが検証できます。 あと、TestFlightの内部テストだとUDIDを取得しなくても良いのも魅力です。 AdHoc版で検証しても良いのですが、結局最終的にAppStore配布用ipaでも確認しないといけないので、あらかじめAppStore配布用ipaで検証する方が良いと思います。

ユーザー/デバイス数について

TestFlight – Apple Developer
Each app can be tested by up to 25 members of your team who have been assigned the Admin, App Manager, Developer, or Marketer role in App Store Connect. Each member can test on up to 30 devices. Internal testers can access all of your beta builds available for testing.
上記のApple社TestFlightのサイトによると、2018/09/03時点で、内部テストを導入できるユーザー/端末数は以下の通りです。 「上限25ユーザー、各ユーザーは30デバイスまで」 ネットでは「25ユーザー(各ユーザー10端末まで利用可能)」という情報や「デバイス上限はない」など色々ありますが、現状は変わっているようですね。ユーザー登録するには「iTunesConect」にユーザー登録が事前に必要ですので、admin権限がないひとは管理者に依頼することになります。 ここが少しめんどくさいですね。 1ユーザー/30デバイスいけることになるので、なんと合計750台にUDIDなしでAppStore配布用ipaを入れることができる計算になります。 UDIDが不要なのでこれは使わない手はないですね。1ユーザーの登録で複数の人にアプリを配って検証を依頼できる可能性があります、夢のようです。 ・・・しかし、 実際やってみると1台目は行けましたが、2台目にはいりませんでした。「The invite has already been used」のメッセージが表示されます。 世の中甘くないようです。 少し調査してみると以下の情報が見つかりました。 「ios appstore – How to use same TestFlight invitation from different devices? – Ask Different
Open Testflight.app on the second device. Connect-it to the same account as the one in the invitation
つまり、1ユーザーで30端末までは行けるが、すべての端末で同じアカウントでログインが必要なようです。 自分の所有の複数の端末なら大丈夫と言うことですね。 他人のデバイスに自分のアカウントでログインしてもらうわけにはいきません。 そうなると少し事情が変わってきますね。

アプリの有効期限

実際にアップしてみましたらアプリの利用期限は90日のようです。 サイトにより、「30日」「60日」「90日」と情報がばらばらですが、2018/09/03時点で90日の様です。 日本時間JST:16時(太平洋時間PDT:24時)で計算しているようなので、16時直前にアップするといきなり1日減って損した気分になります。 ただ、90日間有効なはずなので、表示されている残日数と実際の有効切れ日時はずれるのだと思います(たぶん)。