人気のwifiルーターWG1200HS2で脆弱性出てますよ

売れ筋の「WG1200HS2」でセキュリティ脆弱性が出ているので、しばらく更新していない人はこの際更新しましょう。


人気ランキングで上位にあった「WG1200HS2」ですが、コスパが非常に良いのでだいぶ売れているでしょう。


ただ、無線LANルーター(wifiルーター)って設定したらたいていそのままになっているかと思います。wifiルーターによっては管理画面のID、PASSを変更しないと誰でもわかるものもあります(例 ID:admin パスワード:password とか)。

NEC製ルータやネットワークカメラに複数脆弱性 – 悪用には管理者権限必要』(セキュリティネクストのサイトへ遷移します。)

脆弱性は危険性が低いもので、管理者権限でログインしないと攻撃が成功しないものです。幸い「WG1200HS2」は初期パスワードは端末個々に異なるようになっている親切設計なので管理者としてログインされる可能性は薄いです。

ちなみに、「WG1200HS2」ですが、以下のWPA2の脆弱性(KRACKs)の対応も、2017年11月30日に行われています。これは機器の問題ではなく暗号方式(WAP2)の設計の問題で通信が盗み見られます。
WPA2の脆弱性「KRACKs」、Wi-Fi電波出力を最小限にすることも推奨、全機器への対策は時間を要する可能性』 (Internet Watchのサイトへ遷移します。)

結構大きな内容で世界中の機器に影響があるものなので対応しましょう。

「最近ファームウェアのアップデートしてないよ」

「そもそもファームアップデートって何?」

という人はやっておきましょう。電波が届く場所に悪い人が来るとあなたのwifiルータで悪さをするかもしれません。あなたのスマホのやり取り、盗み見られているかもしれませんよ?