CX-8 乗り換えに伴い、200系クラウンハイブリッドとは間も無くお別れとなります。
可能ならもう10年は乗りたかったですが、5人乗りに限界がきたので泣く泣く7人乗りに乗り換えです。
そんな200系クラウンハイブリッドですが、いろいろな点で大変満足度の高い車でした。満足だった点を記載していきます。
外観
まず外観はカッコいいです。
ゼロから色々刷新した先代の180系ゼロクラウンの流れを汲んだデザインは、現在でも十分通じるカッコよさです。
210系クラウンや現行220系クラウン(2018/9現在)よりもデザイン面ではよいのではと思っています。
内装
乗り出し価格700万円を超える車両なので、内装はラグジュアリーなレクサスLSなどには及ばないものの、それらにせまるぐらい高級感のある仕上げています。
一部インパネ周りにプラスチック感があるところは気になりますが、総じて満足度は高いです。小物入れやオーディオ部分のカバーの開く速度など細かい部分もしっかり考えられて。
他にもクラウンならではのギミックは山ほどありますが、どれも「おー!」と思わされるものばかりです。10年落ちの古さは一切感じません。パソコンの起動音のように、エンジン起動時に流れるBGMもなかなか魅力です。
走行性能
レクサスGS460hとほぼ同じパワートレインを搭載しています。3500ccエンジン、そして燃費向上よりもパワーに限りなく振ったハイブリッドシステムで、とんでもない動力性能を発揮します。
持て余すパワーで坂道もまるで平地と同じ感覚で加速します。そのため未だにアクセルを半分以上踏み込んだことはありませんが、たぶん踏み込んでしまったら事故につながるでしょう。それぐらいすさまじい加速です。
走行モードは3種類。
- 足回り柔らか&緩やかな加速のエコモード
- 足回り硬め&アクセルに即応するスポーツモード
- 中間のノーマルモード
環境に合わせて乗り味を変えられるのが大変魅力的です。
なにより数秒で時速80キロに到達する圧倒的な加速力。VDIM搭載で車体制御も優れており車体を完璧にコントロールしてくれるので、運転が上手くなった気にさせてくれます。
山道をスポーツモードで走ると驚くほど安定した走りを楽しめます。
クラウンブランド
歴史のあるクラウン。
車に詳しくない人でもクラウンの名前は聞いたことがあるはずです。セダンとかSUVとか車の形すら知らない人から「クラウンすごいですね」と言われことがあるぐらい知名度があります。クラウンブランドの知名度には驚かされました。
中に乗っている人間が全然すごくないのに、すごいと言われる点は満足度が高いです。
中古価格
そんな200系クラウンハイブリッドですが、さすがに10年落ちとなるので中古車として流通しているものは100万を切って、事故歴なし車両でも80万円台から手に入ります。
200系クラウンハイブリッドが総額で100万を切る価格で手に入るのは、はっきり言ってものすごくお得感があります。
維持費
200系クラウンハイブリッドは、燃料はハイオク、3500ccの自動車税、1900kg近くの重さの自動車重量税、少し高めの任意保険料、などなど少しだけ維持費はかかります。
しかし、車両本体の価格が100万円を切っているので、トータルコストは大変満足できるものだと思います。
燃費もトータルで3500ccなのにリッター10kmを超えてくるあたりも満足度が高いです。高速をまじめに走るとリッター16km超えることもあります。
10年もたつとハイブリッドバッテリーがダメになるのではと思われるかもしれませんが、ディーラー診断してもらったところ、まだまだ余裕だそうです。
程度の良い車両を手に入れたらラッキーですね。仮にバッテリー載せ換えでも、リビルド品が安く手に入るようなので30万ぐらいだそうです。
あと10年物で気になるのは足回りなどですが、50万円ぐらいかけてしっかり治せば、150万円程度に収まるので、次の10年ぐらいは乗りつぶせるかと思います。
色んな意味で満足度の高い200系クラウンハイブリッド、これから中古を狙わる方には超おススメな1台です、ぜひご検討ください!