コース概要
鷹ノ巣山は、道の駅福富の近くです。子供連れに人気の遊び場です。子供たちは、一度遊具を見てしまうと、遊ばざるを得ないほど魅力的な場所です(笑)
今回はここが目的地ではないので、鷹ノ巣山、カンノ木山へ向かいます。この辺を走っている車は、ほとんど道の駅福富に入っていきます、違う目的地に向かうのは我々ぐらいです(笑)
鷹ノ巣山には、駐車できるエリアがあり、詰め方にもよりますが、4台ぐらいは裕に入れます。 「混んでいたらどうしようか」と思い来ましたが、完全に杞憂でした。
県央の森があり、キャンプを楽しむこともできます。 今後のために、下見をしましたが、キャンプサイトもあり設備は充実しています。
鷹ノ巣山(タカノスヤマ):922m
カンノ木山(カンノキヤマ):892m
広島県東広島市福富町
鷹ノ巣山は、標高922mもあり、一等三角点の山です。
広島県でもかなり高い部類の山です。あまりに急すぎて走ることができない部分があります。トレイルラン向きかと言われれば、過酷すぎて微妙ではあります。
数秒で「歩きたい!」と思える傾斜ですが、急坂のトレイルランニングコースチャレンジしたい方にはオススメです。
ブナの群生林があって、たいへん静かな森という感じです。登山者はかなり少なく、数時間の滞在で1組2名しか遭遇しませんでした。
このような環境でもあるので、トレイルランニングコースにはよいかもしれません(実際、過酷過ぎて、走れるかどうかは別)。
赤の線と黄色の線交わったところが、スタートゴールです。駐車場もこの辺です。
ちょっと正確ではないかもしれないので、気を付けてください。たぶん、行けば分かるはずです。
コース詳細
①国有林専用道入口駐車場~カンノ木山山頂
国有林専用道入口駐車場から国有林専用道には入らずに、山に入ります。
まっすぐ進むと鞍部に到着します。ここまでは緩めなコースです。地図で言うと「②」の分かれ道のことです。
鞍部で左へ進むと鷹ノ巣山山頂鞍部、右へ進むとカンノ木山山頂へ行けます。 まずは、カンノ木山へ向かいします。
カンノ木山山頂までの道は、そこまで踏まれておらず、道としては発達していません。
枝が生い茂る部分もありますが、負けずに進みます。
トレイルランニングコースとしては、なかなかの山道という感じです。頑張りましょう。
鷹ノ巣山、カンノ木山も熊の区域は生息地に入るので、念のためクマよけの鈴をトレッキングポールに着けていきます。
熊との事故でよくあるのは、お互い気づかないうちに距離を縮めてしまうことです。
熊は人間が怖いので、いきなり人間が後ろにいると、ビックリして、身を守るために攻撃してきます。
普通、人を襲うことはないようです(三毛別羆事件は特殊な例でしょうが・・・)。しっかり、鈴を鳴らしておけば、熊が自分から逃げていくかと思います。
山頂は岩場であまり広くありませんが、良い景色が開けているはずです。
この日、わずかに小雨で視界はあまりよくありませんでした。
②カンノ木山山頂~鷹ノ巣山山頂
カンノ木山から下りて、再び鞍部に戻ります。
木が傘の役目を果たしているので、山頂以外では、雨はあまり気になりません。雨が降っていることを忘れるぐらいです。
手入れがされている山なので一部木が薄い部分があるので、完全に雨具がいらない訳ではありません。
鞍部に戻り、今度は反対側の、鷹ノ巣山山頂に向かうわけですが、こちらもなかなかの傾斜です。急傾斜を登り切ると、急になだらかになります。
ここが最大の山場です、ぜひともこの急坂を走りあがってください!
登り切ると、あたりが急に明るくなってきます。そのまま進むと、鷹ノ巣山山頂です。
鷹ノ巣山山頂はカンノ木山より山頂は広く、休憩できる小屋的な建造物が建っています。
いらないかもしれませんが、登頂記念に、一等三角点の撮影も忘れずにしましょう。
残念ながら、私は取り忘れました・・・。気づいた人もいるかもしれませんが、GPSの記録すら取り忘れる始末・・・。
③鷹ノ巣山山頂~国有林専用道入口駐車場
鷹ノ巣山山頂からは鞍部へは降らず、国有林専用道へ至る道へ降ります。
国有林専用道まで降りると、道が砂利整備されているので走りやすくなります。
少し遅いですが、ここから本気を出してもいいかもしれません(笑)
少しばかり遠回りとなりますが、整備された森なので、木々の背が高く、天が高く心落ち着く空間です。今までと違った雰囲気で降りの道を楽しむことができます。
小雨が降っていたので、靄がかかっていて不思議な雰囲気を味わうことができました。