ファイル同期ソフトEverySync使ってみた

2021-01-14 2021-01-14

私は心配性なので、クラウドとかにプライベートデータを置くのは嫌なので、ローカルでハードディスクを設置してバックアップを取っています。バックアップも何らかの故障が考えられるので、バックアップ１、バックアップ２と2台体制でバックアップしてます。

バックアップ１とバックアップ２の同期は定期的に行う必要がありますが、ファイル同期ソフトで色々問題が起きています・・・。早く安定的に同期できるソフトがほしいのです

Allway Sync

当時使用していたのは「Allway Sync」でした。

このソフトは設定の自由度がかなり高く、きわめて素晴らしいソフトで重宝していたのですが、ある時から？シェアウェアとなって無償では使えなくなったようなったので利用を諦めました。

先日まで利用していたのは「puresync」です。

こちらは無償で利用でき、「Allway Sync」と同等レベルもしくはそれ以上に細かい調整ができるます。機能が豊富すぎて戸惑うぐらいです。きわめて素晴らしいソフトです。

ただ、文字化けが発生したり日本語名ディレクトリやファイルの同期に失敗します。全部ではなく一部だけですが同期失敗があると手動で対応しないといけないので手間です。

今まで日本語を含むファイルの同期をしていなかったので気づかなかったですが、たまたま同期の必要性が出てきて発覚しました。「そもそもファイル名に日本語を使うな！」という気もしますが、どうしても使いたい場面があります。

今利用しているのは「EverySync」です。EveryThingにかけてるのでしょうね。

少し前に登場したハードディスクコピーソフトを作った「EaseUS」さんのソフトウェアのようです。

HDDをSSDに替えて笑いが止まらない

「EverySync」は極めてシンプルです。

「Allway Sync」「PureSync」に比べると恐ろしいぐらい機能は乏しいのですが、その分覚えることが何もないので初心者の方にも使いやすいかと思います。

同期の方向（一方向、双方向）やタスクスケジュール設定できるので最低限必要なものは押さえています。同期漏れもなく、文字化けもせず、すべてのファイルが問題なく同期されているようので及第点です。

あと、今どきのクラウド系サービスにも同期できるようです。私はプライベート情報をクラウドは同期は使わないですが便利そうですね。

他にもFTPサーバーとの同期も行えるようです。私はFTPクライアントを使っているのでこれも特には使わなさそうです(笑)

1点残念なのは、サブディレクトリを含む同期を行った場合は、そのサブディレクトリ内のファイルの個々の同期状況は分かりません。バージョン３で「Windows Explorerでファイル同期の状態を表示対応」とありますが、これはサブディレクトリを含まないディレクトリの同期の時だけなのだと思います。

私の場合、1つのサブディレクトリに数百Gバイトというものも珍しくないので、各サブディレクトリがいつ終わるかの目途が分からないのがだいぶ不便です。いつか改善されることを希望します。まぁ、ちょこちょこ同期知れいれば同期量も少ないのであまり問題にならなくなるかもしれません。

pro版もあるようですが、説明分ではタスクスケジュールの個数が増えるだけのようです。私はタスクは1つでよく、試していないので分かりませんが、複数個所を同期するという方はpro版にすると便利そうです。

公式サイトに「安全性100％すべての製品にはウイルス＆プラグインなし」と書いているあたりがちょっと不安に思う感じがあります(笑)

中国の会社ということで日本人は何となく身構えてしまいますし、私も心配性なのですんなり使うことはしません。

プライベートなファイルを同期するので、それらが裏で秘密裏に送信されていたりするとなると怖いわけです。

なので、怪しい動きをしていないか、WireShark にて同期中に裏で動いている通信を監視してみました。

100Mバイト程度の画像データを同期している最中と少し後の通信を監視してみましたが、一応、同期中のファイルが送信されているようなものは見受けられない感じです。

ただ、監視も短時間ですべての挙動を見ている訳ではないので確かなことは言えませんが、問題ないのではと思います。

私は当面これを使った行こうと思います。何か気づいた点があればまた報告します。