ペイント3Dが「Windows 10 Creators Update」で追加されました。
「Windows 10 Creators Update」ってだいぶ前ですが、いまさらペイント3Dを使って、従来のペイントから大幅に使いやすくなっていることに気づきました。
私の思う良い点悪い点を軽くまとめます。
良い点
トリミング
トリミングによく使う寸法があらかじめセットされています。
16:9とか超多用するので、数クリックでトリミングできるのは最高です。
180度回転
よく画像の左右を反転させたいことがあります。それもペイント3Dでは数クリックで超簡単にできます。
3Dが扱える
ペイント3Dなので3Dのオブジェクトが作成できます。
ツールに「Mixed Reality」というのがあるので、簡易なMRのコンテンツを作れるようです。すごいですね!
ブラシ
ブラシもたくさんあります。
今までと違い、各道具へアクセスしやすくなって大変使いやすくなりました。
悪い点
起動が遅い
GIMPやPhotoshopなどに比べるとはるかに機能が劣っているペイントですが、私はかなり多用しています。その理由は、やはり起動が超早いこと。
機能がほとんどないので、さっとサイズの変更をしたいときには大変使いやすいです。
ペイント3Dになってから、そのメリットの起動の速さが少し失われました。GIMPやPhotoshopほどではありませんが、やや時間がかかるようになりました。
そのため、従来のペイントも併用しています。
色管理が相変わらずできない
従来のペイントからそうですが、新しいペイント3Dも、AdobeRGBなどのカラープロファイルを適切に処理できません。
強制的にsRGBとするようで(たぶん)、鮮やかな赤などは大幅にくすんでしまいます。下の画像の左の方が正しい色です。
なので、sRGB以外を保存などする場合は引き続き注意が必要です。
ただ、Windows10の標準ビューアソフト「フォト」では正しく色管理されているのですよね。
まとめ
とりあえず、大幅に使いやすくなったペイント3D、今までGIMPやPhotoshopでやっていた部分を結構代替できる使い勝手になっています。
これからはペイント3Dを多用していこうと思います。Windows10になってから色々代わっているので、食わず嫌いせずに標準ソフトを使っていこうと思います。
ちなみに「アラーム&クロック」とかも、使ってみたらめちゃくちゃ便利でした。