後部座席リクライニングは必ずほしい装備です。
最近はN-BOXなど軽自動車でも普及している後部座席リクライニング。3列シートの車には多くがリクライニング機構がありますが、2列シートになると限られます。
軽トラなどを除くほとんどの車種で前席リクライニングは当然できますが、後部座席がリクライニングできる車種は限られます。
ステーションワゴン系では「カローラフィールダー」や「プリウスα」あたりに装備されていますね。
売れまくっているSUV系はかなりの確率で装備されているようです。「CX-5」「RX」「ハリアー」「フォレスター」など売れ筋のSUVに装備されています。今後の日本車には標準装備になっていく可能性が高いですね。
セダン系は構造上、後部座席のリクライニングはあまり普及していませんが、「クラウン」より上のクラスではたいていついているはずです。最近は「プレミオ」「アリオン」などの手ごろなセダンにもついているようです。一方で高級路線の「アテンザ」には搭載されていないのが残念です。
あとマークxはフルフラット構造なので、後部座席リクライニング機構どうこうの次元を超える斬新さがあります。
絶大な効果の後部座席リクライニング
さて、後部座席リクライニング機構ですが、あるとないとでは雲泥の差があります。
200系クラウンハイブリッドの例ですが、セダン系の場合トランクがあるので色々制限があるのでたったこれだけのリクライニングです。たった数10度のリクライニングです。今度乗り換えるCX-8も同じぐらいのでリクライニング傾斜だったはずです。
しかし、10数度リクライニングするだけで疲れが全然違います。新幹線のデフォルトの背もたれと、少しリクライニングした背もたれの違いはおわかりいただけるでしょう。1時間デフォルトの座席に座って疲れ切った体に、10数度のリクライニングを与えるだけでとんでもない幸福感を味わうことができます。