ローランドUM-ONEを使って音楽データ取り込んでみた

ローランドのMIDIインターフェース、UM-ONE というものを買いました。

MIDIとは?

さて、そもそもMIDIとは?

という疑問を持たれる方が多いと思います。

MIDI(ミディ、Musical Instrument Digital Interface)は、日本のMIDI規格協議会(JMSC、現在の社団法人音楽電子事業協会)と国際団体のMIDI Manufacturers Association (MMA) により策定された、電子楽器の演奏データを機器間でデジタル転送するための世界共通規格。物理的な送受信回路・インタフェース、通信プロトコルファイルフォーマットなど複数の規定からなる。

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MIDIというのは、私が子供の頃からあった大変古い規格です。38年間変わらず使い続けられているとんでもない規格です。

MIDIの端子がついた機器同士で、音楽データを共有することができます。パソコンで編集した音楽データを、家の電子ピアノにつないで音を鳴らしたり、電子ピアノの音を録音してPCに取り込むことができたりします。

そんなMIDIも、ちょうど先日、MIDI2.0が発表されました。

MIDIが38年ぶりのバージョンアップでMIDI 2.0に。従来のMIDI 1.0との互換性を保ちつつ機能強化

ちょうど微妙なタイミングで、ローランドのMIDIインターフェースのUM-ONEを買ってしまったわけですが、互換性は確保されるらしいので一応安心です。

DAWソフト

さて、今度はDAWソフトのお話です。

DAWソフト・・・音楽関連は難しい言葉であふれかえっていますね。

MIDIの音楽データは目では見えません。なのでMIDIの音楽データを目で見えるようにして、編集したりできるようにします。色々できます、普通に作曲もできます。

デジタル・オーディオ・ワークステーション(Digital Audio Workstation、略称DAW)は、デジタルで音声の録音、編集、ミキシング、編曲など一連の作業が出来るように構成された一体型のシステムを指す。


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私が高校生の時は、MIDI対応のシーケンサーQYシリーズを購入して、作曲や演奏を楽しんでいました。QYシリーズも6万円などしたので、お金のない高校生にとっては高価なものでした。

大学に入り20万円を超えるシンセサイザーを手に入れたときはなかなかの興奮でしたが、何分高いですね。

しかし、今では、何でもできるソフトが無料で手に入る世の中です。素晴らしい限りです。

音楽をしばらくやっていなかった私は、DAWソフトを持っていないので、有名な「Cakewalk by BandLab」というソフトをダウンロードしてきました。

MACの方はGarageBandという優秀なソフトがあるので、それを使うといいですね。iPhoneやiPadにも入っているソフトですね。ちなみに、ローランドのUM-ONEは、iPadにも対応しているので、iPadでも編集ができます。さすがローランド製品です。

ローランドUM-ONE で演奏を取込む

まずは、 ローランドのMIDIインターフェース、UM-ONEのドライバをPCにインストールします。

汚い写真で恐縮ですが、USB側70センチ、MIDI側120センチと長めです。MIDI機器(我が家は電子ピアノ)とPCは必ずしも真横には置けないので、ケーブルが長いというのは正義です。

インストールは簡単です♪

PCのインストールが完了したら、電子ピアノにMIDI端子を接続します。

ファーウェイのロゴみたいな穴にケーぶるをさします。

接続すると、すぐ通信できるようになりました。

電子ピアノで鍵盤を押下すれば、パソコンから音がでます。

「Cakewalk by BandLab」 には、色んな音が内蔵されているので、電子ピアノにない音も出せます。

ドラムも出せるようなので、電子ピアノで打ち込んでいけば、作曲がさくっとできそうです。入力に電子ピアノが使えるようになるので大変楽ですね。

1点だけ注意点。

ローランドのMIDIインターフェース、UM-ONE ですが、一応ブランド品で割とお値段も高いです。他の中国製の物は格安ですが、音の遅延が激しかったりするようなことを聞きました。

ですが、結局MIDIの規格上、レスポンスの遅れは発生することは避けられないようです。どうしても、鍵盤押下のタイミングとPCの音がなるタイミングに遅れがあります。

演奏は慣れが相当必要かと思います。

ローランドのMIDIインターフェースUM-ONE を、使ってみた動画を作成してみました。良ければご覧ください!