ラブリコで棚を作る(第2回)~材料加工編~

前回、 LABRICO(ラブリコ)の材料を調達しました。

今回は、前回買った材料を加工して、組み立ての準備をします。

え?買い出しから組み立てまで、1回でまとめろ?

と、お思いかもしれません。

まとめないのは、とてつもなく長くなるので3分割にてしております。決して一度に書くのが大変とかそういうのが理由ではありません。

次回、第3回まであるのでお付き合いください。

材料加工の必要性

さて、今回 LABRICO(ラブリコ) で使用する木材は、ニスなどの表面加工はなしの無垢の素材を使用しようと思います。

なので、加工作業なんてないかと思われますが、ホームセンターで買ったばかりの木材は、トゲトゲがあったりと危険です。たとえ、 LABRICO(ラブリコ) 用に加工された木材でも同じです。

割と加工作業はあるので、怪我がないようにしっかり加工していきます。

下準備

まずは、加工のための準備を進めていきます。

表面を削ったりするときに、木くずや粉じんが大量に出てきますので、ベランダなどで作業しましょう。

LABRICO(ラブリコ) の材料をカットしてもらう時に、かならず切れ端が発生するかと思います。その切れ端を両サイドに枕として配置して乗せます。枕木は高ければ高いほど作業がしやすく、腰への負担は少なくなります。

次に肝心の削るツールが必要です。今回は、80番で粗削り、150番で整える、240番、400番で仕上げ、と4種類のサンドペーパーを使用しました。

荒さの違うサンドペーパーのアラカルトが売っているので、それを買うとお手頃価格で各サンドペーパーが手に入ります。今回は各3枚セットを400円ぐらいで購入しました。

あとは、こする際の角材ですが・・・ありません。

なので、大変申し訳ありませんが、 LABRICO(ラブリコ)の箱を使用しました。ちょうど形がイイんですもん・・・。

さて、これらで材料はそろったので加工していきましょう。

加工開始

さて、早速削ってツルツルにしていきましょう!

切れに見える木材でも、こんな風にバリやらトゲトゲが大量にあります。使っているうちにけがをしてはいけないので、しっかりきれいにしていきましょう。

こんな風に角材にサンドペーパーを巻き付けます。

注意点として、サンドペーパーをかけるとき、以下のようにかけていませんか?

仕上げをしていない木材には、目には見えにくいとげやささくれが飛び出しています。なので、サンドペーパーのペラペラの部分がひっかかったりして、木材がめくれてしまいます。爪の差ささくれでも同じことありますよね!

えらそうに言いますが、何度もこうなりました・・・。

ということで、以下のようにサンドペーパーを当てる方が良いと思います。

80番→150番→240番→400番と順番に滑らかになるまでサンドペーパーがけをしていきます。

結構しんどい作業で、3本加工でトータル1時間以上かかるのでなので、時々休憩を入れないと腰やら腕がやられます。

角丸の処理は以下のように両手でサイドに引っ張りつつこすると、綺麗に仕上げることができました。

加工していたら、木目が抜けました!

押してみると・・・入ります。

おお、直った!

でも、強度は大丈夫なのかな?木工ボンドかちょうど木工パテがあるので、補強しておこうかと思います。

木材選びの時は、この辺も見て選定した方がいいかもしれません。

さて、すべて丁寧に処理したら、最後にブローしましょう。ドライヤー持ってくるのがめんどくさかったので、今回は乾いたタオルでパタパタ、ふきふきして、きれいにしました。

さて、次回3回目は、いよいよ組み立て作業です!

耐震性が心配ですが、実際はどうなのでしょうか?