愛妻が収納で困っています。
市販の棚は今一つピンとこないので、自由自在にDIYできるLABRICO(ラブリコ)で棚を作ろうと思います。
LABRICO(ラブリコ)とは
LABRICO(ラブリコ)というものをご存知ない方もいらっしゃるかと思いますが、壁に穴をあけることなく自由自在に棚や扉を設置することができるものです。
ラブリコで設置した柱には、釘を打とうが何としてもOKです。賃貸の方でも思いのままの施工ができます。
日曜大工のイメージが強いDIYを「女性向け」「簡単」というキーワードでヒットさせた商品です。
LABRICO(ラブリコ)に必要な材料
LABRICO (ラブリコ)本体
まず、LABRICO (ラブリコ)本体が必要です。
まず、ベースとなる柱1本に対して、LABRICO (ラブリコ)アジャスターが1つ必要です。LABRICO (ラブリコ)アジャスターと柱だけで上記の写真右のようにオシャレなことができてしまいますが、柱2本に棚板を渡すとより幅が人がります。
棚板を付ける場合は、左の写真の棚板設置用の部品が必要です。これでなくても棚板は、棚受けをネジうちしてもよいです。
2×4木材
次の必要なのは木材です。
LABRICO (ラブリコ)には2×4木材が必要です。2×4というのはサイズの規格です。1が19cm、2なので38cmという長さです。
今回は、天井250cmの部屋の上の空間が死んでいるので、柱3本で棚板を6枚かけて、空間を有効に利用したいです。
木材はホームセンターに行くとそろいます。お店により木材が充実していない店舗もあるので、あらかじめ確認すると良いかと思います。私も最初に行ったホームセンターには200cmまでしかありませんでした。
次のホームセンターは12フィート、360cmまで幅広く取り揃えておりました。
最近は、LABRICO (ラブリコ)や同種の製品ディアウォールを施工される方が多いのか、2×4木材がきれいに加工されて積んでいるところが多いようです。隣に LABRICO (ラブリコ)やディアウォールも売っています。
ただ、185cmのものしか売っていないケースが多く、それ以上の長さが欲しい方は8フィート、10フィート、12フィートの木材を買って、カットする必要があります。
ちなみに、 LABRICO(ラブリコ)の場合は、天井の高さから95mm短い木材が必要となります。
木材の選別時の注意点
ホームセンターの木材ですが、50%以上の確率で曲がっています。
今回はお店の人にお願いして選別してもらいました。お願いした点は以下の通りです。
- まっすぐな木材
- ひびが入っていない木材
- 色が白めの木材
今回は250cmの天井なので10フィートの長めの木材を買って、カットしてもらうことにしました。
しかし、10フィートの木材の在庫が4本で、2本だけまっすぐでした、残り2本は曲がっていました、残念。
「3本目は曲がってますが、これでいいですか?」
店員さんもバイトなので、やっつけ仕事です。
「いえ、ダメです・・・。」
でも、柱に使う木材なので絶対に曲がっていてはいけません。とりあえず、使えない木材ばかり売っていることのダメ出しをすると、面倒な客だと気づいてくれたようで、やる気を出してくれました、ありがとうございます。
結果、「少し高いが、12フィート(365cm)の木材をカットしてはどうか?」という、素晴らしい提案をしてくれました。曲がっている木材は危険ですからね。
おかげさまで地面においても、重ねてもまっすぐな木材をゲットすることができました。
棚板ですが、できるだけ長くしたいですが、あまり長くすると転倒のリスクがありそうです。ソースは忘れましたが、「120cmが限界?」のような情報を仕入れたので、120cmの棚板を6枚ゲットしました。
棚板は12フィート(365cm)の1×8の木材を3等分することで調達可能です。1枚は少し長く125cmになります。こちらの棚板もご覧のように結構まっすぐのものを調達できました。
木材加工用品
さて、ホームセンターで調達した木材ですが、表面を綺麗にしてくれていますが、どうしてもトゲトゲしたささくれがあります。
なので、400番以上のサンドペーパーできれいに仕上げる必要があります。
あと、見た目をリッチにしたり、保存性を高めるために、表面にニスやオイルを塗る必要があります。もし必要があればホームセンターで調達できるので併せて買っておきましょう。
今回は無垢な感じで行きたいので、塗装はなしで行こうと思います。
電動ねじ回し
あと、組み立て時にねじを打つのでねじ回しが必要です。
手動のねじ回してもよいですが、電動ねじ回しがあるとだいぶ楽です。
2000円ぐらい~で手に入るので、このタイミングで買ってみてはどうでしょうか?今後も使えるので無駄な投資にはならないと思います。
水平器、 垂直器
LABRICO(ラブリコ)は柱を上に押し上げるアジャスタでつっぱります。
そのため、柱はしっかり垂直に立てる必要があります。垂直が測定できる器具は必要ですが、買うまでもありません。糸に五円玉を吊るすだけで、即席の垂直器が出来上がります。
水平器は買った方が良いかもしれません。棚板をネジうちするときに斜めになると悲しくなります。
水平器は、割と格安で手に入ります。何なら100円ぐらいで手に入りますが、精度が出ないこともあるようなので、今後も使用すると考えて、3000円ぐらいのちゃんとしたものが良いかと思います。
「水平器なんかいつ使うんだ?」
と言われそうですが、結構使います。突っ張り棒を張るときなど、適当にやるとテンションが弱くすぐ落ちてしまいます。あとは、壁に何を貼り付けるときに、すげー使います。